近況報告 - 2026年10月号
大学も3年後期になって、全休を週2日も作ることができた。
しかも全休の日は木・金なので4連休が毎週やってくるという、本当に理系なのかと思うようなスケジュールである。
ということで、今回は年明け以来の近況報告系記事である。 夏休み以降のことを中心に書くことにする。
サマーインターンを2社受けてきた
夏休み期間に、サマーインターンを2社受けてきた。
それぞれの参加記も書いているので、詳しくはそちらを参照のこと。

(株式会社マネーフォワードの参加記はまだ準備中)
現時点では大学院進学を第一に考えているが、せっかくの機会なので、実際の企業での開発を経験してみたいと思い参加した。
選考過程では、自己分析を深めたり、ESや面接の練習をしたりすることができた。 何より、自分の興味・関心に近い領域で実際に働く経験ができたのは、非常に有意義だったと思う。
大学院進学と就職のどちらを選ぶにせよ、今の段階で企業での開発や働き方に触れられたことは、今後の進路を考える上でも良い経験になった。
飛行ロボコン2026に出場した
私が大学で所属しているサークルでは、毎年「全日本学生室内飛行ロボットコンテスト(通称: 飛行ロボコン)」に参加している。
今年も、9月の中旬に開催された飛行ロボコン2026に出場してきた。

昨年までは「マルチコプター部門」に参加していたのだが、今年からこの部門が廃止され、固定翼機などと同じ「統合部門」で競うことになった。
それに伴い、機体に求められる性能や、クリアすべきミッションも大きく変わることとなった。
当初は、より多くのミッションに対応できるよう、6基のローターを持つヘキサコプターを制作していた。しかし、5月中旬のルール改定によって重量制限が厳しくなり、当初の設計では出場できなくなってしまった。
やむを得ず、4基のローターを持つクワッドコプターへと設計を変更。モーターやプロペラなども再購入する必要があり、結局、大会直前まで機体の制作に追われることになった。
それでも何とか機体を完成させ、書類審査と当日の機体審査を通過することができた。
しかし、肝心の本番では、なんとフライトコントローラーとモーターをつなぐ電装系のミスにより、機体を離陸させることができなかった。
結果は0点。競技らしい競技もできないまま終わってしまった。
今年は私が操縦担当(パイロット)だったこともあり、本番で飛ばすことすらできなかったのは本当に悔しい。
設計変更や制作の遅れもあって、事前に十分な動作確認や操縦練習をする時間を確保できなかったことが、悔やまれるところである。
せめて大会前に実機を動かす時間をもっと取れていれば、今回の不具合にも気づけたんじゃないかと思うのだが...
その一方で、チームとしてはこれで2年連続、本番の舞台に立つことができた。
我々は結成から4年目の比較的新しいチームであり、研究室による技術的な支援や、潤沢な資金があるわけでもない。
そうした環境の中で、2年続けて書類審査・機体審査を通過し、大会に出場できたことには、それなりの意味があると思っている。
特定のメンバーの経験だけに頼るのではなく、継続して大会に挑戦できる環境やノウハウを少しずつ蓄積できたことは、この2年間の大きな成果だろう。
私は今年でラストイヤーとなるが、今回の失敗も含めて後輩に引き継ぎ、来年こそはリベンジを果たしてもらいたいところである。
競プロのオンサイトイベントに参加してきた
今年の ICPC 2026 Yokohama 国内予選では、つよつよチームメイトのおかげもあり、なんと予選を突破することができた。
12月のRegional Contestに向けて、ICPC形式のコンテストで練習したいよね、ということで、「JAG夏合宿」と「TUNA Camp 2026 東京 Stage」に参加してきた。
どちらも、チームで5時間のコンテストに取り組むイベントである。
JAG 夏合宿 2026
前述の飛行ロボコンと日程が重なっていたため、私は2日目からの参戦となった。
会場は、代々木公園の近くにある国立オリンピック記念青少年総合センター。 敷地は割と広く、施設内も意外ときれいだった。

合宿では3日間にわたって、毎日1回ずつICPCと同形式の5時間コンテストが開催された。
チームの成績は以下の通り。
- 1日目:4完 19/25位 (私は不参加)
- 2日目:1完 26/26位
- 3日目:3完 19/25位
2日目は AMATSUKAZE2025 作成のセットだったが、これが難しすぎて大爆死。 結局、1問しか解くことができず、最下位に沈んでしまった。
3日目はJAGチーム作成のセットだったので、前日よりかはマシな結果となった。
私は主に問題文の和訳を担当しつつ、I問題の構築方法を考えていたのだが、沼解法を生やしまくっていた記憶しかない。
懇親会では、主に東北大と北大のチームの方々とお話しすることができた。 ありがとうございました。
普段はオンラインでのコンテスト参加が中心なので、他大学の競プロ勢と直接交流できる機会は貴重だった。
総じて、上には上がいるんだなぁ、ということを痛感させられた2日間だった。
TUNA Camp 2026 東京 Stage
JAG夏合宿から間髪入れずに開催されたイベント。 私は土日にあたる4、5日目に参加してきた。

会場は株式会社IIJの本社オフィス。 我らが理科大神楽坂キャンパスとは、神田川を挟んで向かい側である。
こちらも毎日5時間のコンテストが開催されるのだが、問題数はICPCよりも多めの18問程度。
これだけあると、時間内に全ての問題をじっくり読むのは難しい。 そのため、いつも以上に順位表を確認しながら、どの問題に取り組むかを判断することになる。
そして、2日間の成績はこんな感じだった。
- 4日目: 6完 27位
- 5日目: 8完 19位
特に5日目はチームメンバーの1人が体調不良となり、2人での参加になってしまった。
それでも8問を解くことができ、私自身もA・B・S問題の考察と実装に貢献できたので、なかなか満足のいく結果だった。
普段よりも1セットあたりの問題数が多い分、自分でも手を動かせる問題が多く、時間を持て余すことなく楽しめた。
なお、お誕生日コンテストは、正直ギャグすぎていまいちノリきれなかったところはあるが、まあそういうもの。

4日目のコンテスト終了後には、本イベントの本題(?)であるマグロ解体ショーが行われた。
マグロの解体ショーを見るのはこれが初めてで、目の前で職人さんが華麗な手さばきでマグロを解体していく様子は、なかなかに圧巻だった。
まさか企業のオフィスで初めての解体ショーを体験するとは思わなかったが...

捌かれたマグロは、お寿司と刺身として振る舞われた。 新鮮なトロはしっかり脂がのっていて、とても美味しかった。
JAG夏合宿から数えると、わずか1週間で5時間コンテストに4回も参加したことになる。
ここまでの密度で競プロに取り組んだのは初めてだったが、普段とは違う環境でチームメイトと問題に向き合ったり、他大学の参加者と交流したりと、非常に濃い1週間だった。
AtCoder Talent Quest 〜 今から28卒には脱出してもらいます〜
ABC472にて、突如として存在が明らかになった謎のイベント。
どうやら、28卒のAtCoderユーザーを対象とした就活イベントらしい。
ABCを予選として、通過者がオンサイトでのミニコンテストやグループワーク、企業との交流に参加するという、競プロと就活を組み合わせたイベントである。
予選を兼ねたABC472では、5完1738位で無事通過。 28卒限定で選考されることもあり、案外通過ラインは緩いのかもしれない。
イベント当日は、最初にミニコンテスト(個人戦)に取り組んだ。
わざわざ予選が開かれるだけあって、相応に難易度が高いのかと身構えていたが、蓋を開けてみれば、緑色くらいの実力があれば時間内の全完は十分可能なレベルだった。
青や黄コーダー以上の参加者に至っては、もはやタイピングコンテストと化していた。
私も20分程度で全完し、次のグループワークで参加する企業を選ぶことに。
ちょうどゲームフリークさんのグループに空きがあったので、そこへ参加した。
課題内容に触れていいのか分からないので詳細は伏せておくが、競プロの文脈でグループワークをするのは、なかなか新鮮で面白かった。
グループワークの後は、各企業のブースを回って説明を聞いた。
私は現時点では大学院進学を第一に考えているが、今のタイミングで様々な企業の事業内容や働き方について話を聞けるのは、良い機会だったと思う。
普段なら合同企業説明会などにわざわざ足を運ぶことはあまりないので、競プロをきっかけにこうした機会を得られたのはありがたい。

まどマギの映画を観てきた
8/28に公開された『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』を、公開初日にIMAXで観てきた。
公開前には、『始まりの物語』『永遠の物語』『叛逆の物語』の3作品がリバイバル上映されており、こちらも改めて劇場で鑑賞していた。
おかげで復習はバッチリの状態で新作に臨むことができた。
初見時の感想はふせったーに上げておいたので、ここでは特に印象に残った場面について書いておく。
さやか推しの自分としては、
アンタだけは、円環の理を『まどか』なんて呼ぶな!
という台詞で泣きそうになってしまった。
『叛逆の物語』では、まどかを奪ったほむらに反発していたさやかが、今度は同じ「まどかの親友」としてほむらを認め、彼女にしかできないことを託す場面である。
「悪魔を自称するなら諦めるな」という趣旨の叱咤には、ほむらへの批判だけでなく、彼女に対する信頼も込められているように感じた。
まどかへの想いを共有しながらも、その想いゆえに対立してきた二人が、ここにきて共闘へと転じるのが激アツだった。
ちなみに、入場者特典目当てにIMAX・Dolby Atmos・4DXのそれぞれで鑑賞したのだが、個人的にはDolby Atmosでの鑑賞体験が一番良かったと思う。
元々、映画館で作品を観る機会はそれほど多くなかったのだが、今回は事前のリバイバル上映から公開初日の鑑賞、さらには複数の上映形式での鑑賞まで、随分と映画館に足を運ぶことになった。
それだけ楽しみにしていた作品を、公開初日に劇場で観ることができたという意味でも、印象に残る体験だった。



例の自分語り記事について
先日、何を血迷ったか、深夜テンションで書き散らかした自分語りの記事をネットの海に放流してしまった。 なんで12000字も書いてしまったのか...
その記事の最後に、
このことについての詳細は、近日中に別の記事で書けるかもしれない。
と書いたのだが、ここでその続きを記しておくことにする。
結論から言うと、件の女友達と付き合うことになった。
なんと、人生で初めての彼女ができたことになる。
ちなみに時系列的には、前の記事に書いた、
ちょっとリアルの方で、この話題について割と真面目に話す機会があった。
という「機会」が、ちょうど飛行ロボコンの2日前のことだった。
そして、対面で自分の気持ちをちゃんと伝えたのが、飛行ロボコン1日目の夜である。 大会中に何をやっているんですか...?
飛行ロボコンでは散々な結果に終わってしまった一方で、私生活では割と大きなライフイベントが起こったわけで、なんとも不思議な数日間だった。
詳しい話は今はまだ伏せておくが、今回の件で改めて感じたのは、本気で相手と向き合うのであれば、自分が考えていることや感じていることを、きちんと言葉にして伝えることが大切だということだった。
自分の中だけでいくら考えていても、それが相手に伝わるとは限らないし、伝えてみて初めて分かることもある。
そういう意味では、今回の経験は、自分にとって大きな一歩になったのではないかと思う。
彼女とは今後も長く関わっていきたいと思っているので、まあ頑張ります。
終わりに
振り返ってみれば、ここ数ヶ月はいろんなことがあったなぁ、という感じ。
せっかく大学生活にも少し余裕ができたことだし、残りの3年後期も有意義に過ごしていきたいところである。
忙しくなければ、年内にもう1回くらいは近況報告記事を書きたい。
それではまた。





